

'25年大阪・関西万博を沸かせた革新的フラメンコダンサー、エドゥアルド・ゲレーロが日本に再降臨。国際的に活躍するメンバーが集い、洗練かつ濃密なフラメンコの世界へ誘う(公式サイトより)
現代フラメンコ界を代表するトップアーティストのエドゥアルド・ゲレーロが来日!日西の人気ミュージシャンとの夢の競演が実現します。美しい空間でエドゥアルドの世界をご堪能ください。
2024年に好評を博した公演の第2弾。~フラメンコは音楽である~をテーマに今回はラファエル・カンパージョを迎え更にパワーアップした内容でお届けします。
ロマ族の迫害と流浪の歴史から生まれたフラメンコ。“自由”は目的地ではなく、歩み続けることでしか存在しない道そのもの。その終わりなき旅路を日西の精鋭が描き出します。
スペイン舞踊の王道、その継承と創造。クラシコ・エスパニョールの名作から、バッハ、 リスト、ガーシュウィンらの音楽で踊るフラメンコまで。南風野香が挑む『ザ・クラシコ』。
2026.09.30
第36回フラメンコ・ルネサンス21「新人公演」は、以下の日程を第一候補としております。
日程:2027年9月28日(火)・29日(水)・30日(木)
会場:神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホール
第二候補として、なかのZEROの抽選に参加しております。結果が判明する10月中旬に最終決定いたします。
今しばらくお待ちください。
出場エントリーには今年度(第36期)からの継続会員資格が必要です。
2027年2月までにお手続きください。
入会申込はこちら
https://www.anif.jp/ctt_anif_member.htm#smn_howto
一般社団法人日本フラメンコ協会
東海エリアの飲食店と連携し、美味しい料理とともに、初めての方でも気軽に“観て・感じて・踊れる”場をつくり、フラメンコを特別なものではなく、日常に息づく文化として広げていきます。
ベースの巨匠・櫻井哲夫と、フラメンコギターの第一人者・沖仁による、念願のコラボレーションが遂に実現!オリジナルの名曲からフラメンコナンバーまで、パコ・デ・ルシア・セクステットを彷彿とさせる、バンド編成によるフラメンコ・フュージョン! さらに今回は、フルートの歌姫として名高い赤木りえ、そして多彩なリズムを刻み出すパーカッショニストKanがゲストに登場。 日本を代表するトップミュージシャンたちが一堂に会し、極上の弦楽器セッションと華麗なリズムが融合する、贅沢で特別な一夜をお楽しみください。
2026.09.17
2026年9月17日
各位
一般社団法人日本フラメンコ協会
会長 エンリケ坂井
理事長 鍵田真由美
拝啓 初秋の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素より格別のご支援を賜り、誠にありがとうございます。
さて、先般、9月9日(水)・10日(木)・11日(金) の3日間、なかのZERO(東京都中野区)大ホールにて開催いたしました「第35回 フラメンコ・ルネサンス21 新人公演」につきまして、本日9月16日「選考会議」を行い、各部門賞を決定いたしました。
ここに、その選考結果ならびに選考過程の概要(速報)をお知らせいたします。
敬具
奨励賞 該当者なし
準奨励賞 C-08 朱雀ひすい(SUI)
本年度のカンテ部門は、出場者15名、選考委員5名(石塚隆充、有田圭輔、川島桂子、ディエゴ・ゴメス、佐藤浩希)で選考を行った。選考会議は、有田委員を除く4名で実施、有田委員からは事前に推薦理由のコメントを預かった。
事前の推薦投票では、C-08 朱雀ひすい(SUI)が奨励賞2票、準奨励賞3票を獲得し、5名の選考委員全員が、いずれかの賞に推薦する結果となった。そのほか、準奨励賞にはC-01 深谷恵子、C-02 工藤彩子が各1票の推薦を受けた。
朱雀については、奨励賞の目安としている選考委員の過半数となる3票には達していなかったものの、残る3名も全員が準奨励賞に推薦していたことから、その評価について改めて協議を行った。
奨励賞に推薦した委員からは、踊りを交えた構成を差し引いても、歌としてコンパスのうねりや捉え方が突出していたとの高い評価が示された。一方、準奨励賞に推薦した委員からも、年齢を理由に評価を下げたものではなく、純粋に歌唱力・表現を見ても素晴らしかったとの評価が寄せられた。そのうえで、冒頭の歌い出しやリブレの部分など技術的にさらに確認したい点があること、今回とは異なる音域や、よりシリアスなカンテ、コンパスのないカンテなど、別の側面も聴いたうえで評価したいとの意見が示された。
また、「新人公演」は順位を決めるコンクールではなく、その一度の舞台で最も良かったと感じたのであれば評価すべきであるとの意見もあり、年少の出演者に賞を授与することの意味、現時点の舞台を客観的に評価することの重要性、さらにはカンテという分野の在り方にも及ぶ、慎重かつ活発な議論が行われた。
協議を通じて、朱雀の今回の舞台に対する高い評価は選考委員の間で共有された。一方、奨励賞への推薦は2票で、選考の目安としている過半数には達していないことから、事前投票の結果と選考会議での議論を踏まえ、奨励賞は「該当者なし」とした。
続いて準奨励賞について審議し、朱雀が選考委員5名全員から奨励賞または準奨励賞への推薦を受けていること、表現力、コンパスの捉え方、将来性などについて共通して高い評価が示されていることを確認し、「奨励賞に準ずる水準」にあるとして、C-08 朱雀ひすい(SUI)への準奨励賞授与を決定した。
なお、選考会議で交わされた詳細な議論および各選考委員による講評については、後日発行する「講評冊子」にて紹介する。
以上
奨励賞 G-02 上遠野 忍
準奨励賞 該当者なし
本年度のギター部門は、出場者2名、選考委員3名(沖仁、鈴木尚、ぺぺ・マジャ)で選考を行った。選考会議は、マジャ委員を除く2名で実施、マジャ委員からは事前に推薦理由のコメントを預かった。
事前の推薦投票では、G-02 上遠野忍が奨励賞2票、G-01 吉良剛が準奨励賞1票を獲得した。
上遠野は、3名の選考委員のうち2名から奨励賞への推薦を受け、過半数という選考上の目安を満たした。そのうえで得票数のみで機械的に決定するのではなく、各委員の評価を確認したうえで最終判断を行った。
委員からは、最初からソレアの味わいがあり、非常にフラメンコらしい構成で、トレモロも良く、力強さと繊細さの間に良いバランスがあったとの評価が示された。また、「フラメンコの実演者として一定の水準に達していること」「客観的な基準・尺度とフラメンコ性」という観点から、技術的・創作的な課題を認めながらも、それを上回る水準に達しており、フラメンコギターのソレアとして一般の聴衆に提示できる演奏だったとの評価もあった。
一方、奨励賞を「該当者なし」とした委員からは、上遠野が自身の特長である創作性を抑え、伝統的なファルセータを中心に構成した姿勢を高く評価しつつ、そこに本人ならではの世界観やオリジナリティを含めてもよかったのではないかとの意見、また過去の奨励賞受賞者との比較から今回は奨励賞には少し届かないと判断したとの説明があった。その一方で、他の委員の判断に基づき上遠野が奨励賞を受賞することについて異論はないとの意見が示された。
以上の協議を経て、改めて選考委員に確認し、異議なくG-02 上遠野忍への奨励賞授与を決定した。
準奨励賞については、1票の推薦を受けたG-01 吉良剛について審議を行った。非常に音楽的な入りや深みのあるパッセージ、若さを踏まえた将来性、2年前の出演時からの飛躍的な成長、現代のフラメンコに挑戦する姿勢などが評価された一方、ピカードやトレモロの明瞭さ、今回演奏したタランタの曲種特有の音使いや心情表現、高い水準の作品を自分自身の演奏として弾きこなすための技術と熟成などには、今後さらに深めるべき点があるとの意見が示された。
成長と将来性について高い評価が寄せられた一方、現時点で「奨励賞に準ずる水準」に達しているかという基準に照らして協議した結果、準奨励賞は「該当者なし」と決定した。
以上
奨励賞 該当者なし
準奨励賞 群-01 Peregrinas
本年度のバイレ・群舞部門は、群-01「Peregrinas」1組を対象として、選考委員3名(佐藤浩希、市川惠子、鈴木敬子)で選考を行った。
事前の推薦投票では、奨励賞については3名全員が「該当者なし」とし、準奨励賞については2名がPeregrinasを推薦、1名が「該当者なし」とした。
選考会議では、まず奨励賞について各委員の評価を確認した。
曲種の理解に基づく振付や、フラメンコとしての魅力については高く評価された一方、その振付が優れているがゆえに出演者の技術面の課題が見えたこと、メンバー間の技術にばらつきがあり、群舞として揃うべきところでより明確な統一感が求められること、振付を十分に踊りこなす力や群舞ならではの様式美に、さらに深めるべき点があることなどが指摘された。また、明確な振りそのものだけでなく、そのあいだにある「間」も踊りとして重要であり、そうしたフラメンコの基本となる要素を日々大切にしてほしいとの意見も示された。
作品や振付、フラメンコとしての魅力を評価する意見がある一方、今後さらに深めるべき点があるとの認識が共有されたことから、事前投票の結果と選考会議での協議を踏まえ、奨励賞は「該当者なし」と決定した。
続いて準奨励賞について審議を行った。Peregrinasは3名の選考委員のうち2名から準奨励賞への推薦を受けており、詳細は前述の通り、技術面や群舞としての完成度について課題を残す一方、作品や振付、フラメンコとしての魅力について評価する意見が示された。
これらの評価と課題を踏まえ、今後さらに研鑽を重ねてほしいとの期待も込め、「奨励賞に準ずる水準」にあるとして、群-01 Peregrinasへの準奨励賞授与を決定した。
以上
奨励賞
B-24 山下 美希
B-35 近藤 裕香
準奨励賞
B-25 常盤 直生
B-29 田中 実華江
B-44 岩﨑 叶汰
B-46 中根 信由
※記載は出演番号順(順位は設けない)
本年度のバイレ・ソロ部門は、選考委員7名(佐藤浩希、石川慶子、市川惠子、井上圭子、鎌田厚子、鈴木敬子、パブロ・セルバンテス)で選考を行った。選考会議は、鎌田委員を除く6名で実施、鎌田委員からは事前に推薦理由のコメントを預かった。
事前の推薦投票で奨励賞への推薦を受けた出演者は9名であった。
選考の確認事項では、「最多得票者の50%程度の得票がない場合には、原則として奨励賞を授与しない」ことを基準としている。
開票結果をこの基準に照らすと、B-24 山下美希、B-35 近藤裕香の2名は奨励賞の基準を明確に満たしていた。これに続く得票群としてB-25 常盤直生、B-29 田中実華江、B-44 岩﨑叶汰、B-46 中根信由がおり、いずれも基準には達していなかったものの、基準に近い位置にあったことから、奨励賞の対象とするかについて審議を行った。このほか、B-12 小野寺麻佑、B-32 ファイフ博美、B-39 吉武萌にも奨励賞への推薦があった。
審議では、近年のバイレ・ソロ部門における選考基準について改めて確認した。第32回までは出場者数のおおむね1割を奨励賞とする運用が行われていたが、得票差にかかわらず一定人数を授賞することへの課題が指摘され、第33回以降は単純な人数ではなく、最多得票者との差を基準として線を引く考え方が採用されている。
今回もこの基準との一貫性を踏まえ、明確に基準を満たした2名と、それに続く得票群との間で線を引くことを基本として協議した。一方、これまでの出演からの成長や現在の到達点、若い出演者の将来性なども含めて評価すべきではないかとの意見もあり、改めて検討を行ったが、各委員の評価に大きな変更はなく、事前投票の結果を基本とすることで意見がまとまった。
以上から、選考上の基準を明確に満たしたB-24 山下美希、B-35 近藤裕香の2名を奨励賞とすることを決定した。
続いて、奨励賞に準ずる水準にある出演者を対象として、準奨励賞の審議を行った。
奨励賞の審議で基準に近い位置にあったB-25 常盤直生、B-29 田中実華江、B-44 岩﨑叶汰、B-46 中根信由の4名は、準奨励賞についても推薦を受けており、今回の舞台について複数の委員から評価されていたことから、4名を準奨励賞とすることについて大きな異論はなかった。
そのうえで、さらに対象を広げるかについて検討し、これに続く得票群のB-02 新田晶野、B-39 吉武萌を加える案についても審議した。また、B-48 細川由香、B-50 小林由佳、B-07 坂本沙織、B-16 菊原まり、B-20 橋爪潤子、B-51 新田恵野にも、準奨励賞推薦があった。
準奨励賞には人数の上限を設けていないが、「奨励賞に準ずる水準」にあることを基本として、どこまでを授賞対象とするかについて協議した。その結果、B-25 常盤直生、B-29 田中実華江、B-44 岩﨑叶汰、B-46 中根信由の4名とする案と、これにB-02 新田晶野、B-39 吉武萌を加えた6名とする案について挙手による確認を行い、4名とする案が多数となった。
以上により、B-25 常盤直生、B-29 田中実華江、B-44 岩﨑叶汰、B-46 中根信由の4名への準奨励賞授与を決定した。
なお、バイレ・ソロ部門では、同一賞の受賞者間に順位を設けないという考え方から、受賞者の個別の得票数は公表しない。
以上
本年度より新設した「アフィシオン賞」は、部門賞とは異なる視点から、舞台を通してフラメンコへの深い愛情や情熱、その人ならではの「アフィシオン」を感じさせた出演者に贈る賞です。技術や完成度だけでは測れない魅力を大切にしながら、何よりも、今後のさらなる歩みへの期待と応援の意を込めて選考しました。
ギター・カンテ部門
C-02 工藤 彩子
C-04 熊谷 善博
バイレ・ソロ部門
B-02 新田 晶野
B-07 坂本 沙織
B-39 吉武 萌
B-45 大塚 淳子
B-48 細川 由香
B-50 小林 由佳
〔対象外〕
奨励賞・準奨励賞を受賞した以下の出演者は、アフィシオン賞の受賞基準にも達していたが、重複授賞は避ける規定によりその対象外とした。
G-02 上遠野 忍(奨励賞)
群-01 Peregrinas(準奨励賞)
B-29 田中 実華江(準奨励賞)
以上
選考会議は、2026年9月16日(水)に実施しました。
出演者の一覧ならびに選考委員会の詳細については、第35回新人公演プログラム(日本フラメンコ協会)からご覧いただくことができます。

選考会議の進行は、瀬戸雅美(事務局長)が統括し、伊集院史朗(専務理事)が開票・集計結果の確認および進行を補佐、今田央(常任理事)、稲田進(理事)が運営を補佐しました。
また、エンリケ坂井(会長)、鍵田真由美(理事長)が会議に立ち会い、選考全体を見届けたうえで、最後に総括を行いました。
受賞された皆さまに、心よりお祝い申し上げます。また、今回受賞には至らなかった皆さまを含め、本公演に挑戦されたすべての出演者の皆様に心より敬意を表するとともに、そのご尽力を労いたいと存じます。
一般社団法人日本フラメンコ協会
〒164-0001 東京都中野区中野3-3-6セルバビル2階
TEL: 03-3383-0413 (月水金 13:00-17:00)
URL: https://anif.jp FAX: 03-3384-5711
[選考に関するお問合せ および 文責]
事務局長 瀬戸雅美 seto@anif.jp
中里眞央が歌い、踊るリサイタル「Hacia Adelante」シリーズ最終章。祝福のその先に、見える景色とは。舞台を劇場へと移し、さらに厚みを増した音楽編成でお届けします。
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