2024.10.05
※2024.12.06 開講時間と聴講申込フォームを追記しました
新進フラメンコ芸術家等人材育成プロジェクト ANIFUTURO 2024
[研修]コース
<フラメンコギター研修>部門
「フラメンコ・ギタリストのためのマスタークラス」
一般社団法人日本フラメンコ協会では、次代を担い世界に通用する創造性豊かなフラメンコ芸術家の育成を目的として、多様なプロジェクトを開始します。その記念すべき第一弾として、技術や感性を磨く実践的な研修機会である「作品制作」、その発表の場となる「劇場公演」に参画・出演するメンバーを募集します。
今年度のラインナップは、
ANIFUTURO 2024
「作品制作」シリーズ
<舞踊作品>部門
A. 星の王子さま (成果発表:2025年3月19日(水) 夜/20日(木) 昼の2回)
B. フラメンコのちから (成果発表:2025年3月20日(木) 夜の1回)
C. 新進振付演出家による自主作品 (成果発表:2025年3月19日(水) 夜/20日(木) 昼夜いずれか)
<音楽作品>部門
D. 出演型 (成果発表:2025年3月21日(金) 夜)
E. 鑑賞課題提出型 (鑑賞:2025年3月21日(金) 夜/課題提出:26日(水) 正午)
「研修」シリーズ
<フラメンコ・ギター研修>部門
F. Flamenco guitar + Jazz guitar 公開マスタークラス(2025年3月を予定)
G. フラメンコ・ギタリストのための公開マスタークラス(2024年12月19日(木) 20日(金))
以上の7企画です。
主催:一般社団法人 日本フラメンコ協会
事業者:独立行政法人日本芸術文化振興会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成)
ANIFUTURO 2024
「研修」シリーズ
<フラメンコ・ギター研修>部門
特別招聘講師 カニサレス
「フラメンコ・ギタリストのための公開マスタークラス」
募集要項
[日時]
2024年12月19日(木) 2024年12月20日(金)
[会場]
東京外国語大学 プロメテウスホール
– 東京都府中市朝日町3丁目11−1
– JR中央線「武蔵境」駅のりかえ 西武多摩川線「多磨」駅下車 徒歩5分(JR新宿駅から約35分)
[特別招聘講師]
Cañizares[カニサレス]現代フラメンコを代表するギタリストで、クラシック音楽でもソリストとして活躍する。豊かな叙情性、超絶テクニックを駆使した切れ味鋭い速弾きと、澄んだ美しい音色が魅力。2023年には、スペイン最高峰の音楽賞「国民音楽賞」を受賞。詳細 https://jmcanizares.com/jp/profile/
[講座]
(1)フラメンコギター・テクニック
対象者:中級者・上級者・プロフェッショナルのフラメンコギタリスト
定員:(履修生)15名 (聴講生)35名
教材:約50ページのオリジナルのギターテクニックの練習のための楽譜(タブ譜付き)
時間:6時間(1日目 3時間、2日目 3時間)
進行:履修生は各自ギター持参。
講師の指導に合わせて実習生は実際に演奏して技 術向上を図る。
基本的に全体指導、ただし、場合によっては個別の指摘も含む。
履修生対象の質疑応答あり。
通訳:日西完全通訳付き。逐次。
(2)フラメンコギター演奏のマスタークラス
対象者:中級者・上級者・プロフェッショナルのフラメンコギタリスト
定員(履修生):10名 (聴講生):40名
時間:6時間(1日目3時間、2日目3時間)
進行:履修生は各自ギター持参。
1人約30分を目安として、2曲の演奏を講師から個別指導する。
1曲は指定曲(カニサレス作曲『月が昇る(サパテアード)』。なお、本マスタークラスでは、指定課題曲1曲全体を完成させることが理想的ではありますが、技術的に難易度が高い箇所も含まれているため、全体を通して演奏することが困難な場合には、部分的な完成でも問題ありません。自分のペースで進め、特定のパートに集中して取り組むことも有意義ですので、自信を持ってアクティブに参加してください。)
もう1曲は自由曲を事前に弾き込み、マスタークラスに備える。
履修生は、自由曲として演奏する楽譜(PDF, Sibelius, musicxmlのいずれか)を事前に提出する。
個別指導とは別に、両日とも、約30分を目安として、講師による総論的指導も予定。
通訳:日西完全通訳付き。逐次。
–
[履修生への応募条件]
新進演奏家として活動している方、プロを目指している方(年齢 50歳位迄)を中心に、オーディション(書類、音源)を実施します。
特待生の受講料は無料です。特待生として認められる目安は、当会主催「新人公演」奨励賞の受賞歴、またはそれに準ずる実力を有する者とします。
奨学生の受講料は1講座(2日間合計6時間)につき6,000円です。奨学生としての目標は、3年以内に「新人公演」ギター部門への出演に挑戦できる方です。
*なお、本マスタークラスは公開とし、別途、聴講生を募集します。(1講座1日(3時間)につき、一般:2,000円、ANIF会員1,500円、学生1,000円)
*履修生は、受講の感想についてのヒアリングや成果の公開への協力、ならびに、写真や動画の記録と公開に、同意いただく必要があります。
[オーディション費用]
1講座につき4,000円
*振込手数料はご負担願います。
三菱UFJ銀行
中野駅前支店(552)
普通 0191810
ニホンフラメンコキョウカイ
[オーディション応募]
こちらのフォーム https://forms.gle/1CWHzNUPL3yTg23o7 からご応募ください。
応募受付開始:2024年10月11日(金)
第一次締切:2024年10月25日(金) 正午
第二次締切:2024年11月25日(月) 正午
第三次締切:2024年11月30日(土) 正午
<フラメンコ・ギター研修>部門
特別招聘講師 カニサレス
「フラメンコ・ギタリストのための公開マスタークラス」
【開講時間】
(1)フラメンコギター・テクニック
2024年12月19日(木)13:00-16:00
2024年12月20日(金)11:00-14:00
(2)フラメンコギター演奏のマスタークラス
2024年12月19日(木)17:00-20:00
2024年12月20日(金)15:00-18:00
【聴講のご案内】
本マスタークラスは公開とし、別途、聴講生を募集します。
フラメンコギター経験の有無を問わず、どなたでも聴講することができます。
聴講料(1講座1日(3時間)につき)
一般:2,000円/ANIF会員1,500円/学生1,000円
聴講お申込みフォームはこちら
https://forms.gle/dZcYmWKTsijzm9Ch7
一般社団法人日本フラメンコ協会
〒164-0001東京都中野区中野3-3-6セルバビル3階
TEL: 03-3383-0413 EMAIL: flamenco@anif.jp
(本事業の責任者)事務局長 兼任 理事 瀬戸雅美
2024.08.29
新進フラメンコ芸術家等人材育成プロジェクト
ANIFUTURO 2024
「作品制作上演シリーズ」 募集要項
一般社団法人日本フラメンコ協会では、次代を担い世界に通用する創造性豊かなフラメンコ芸術家の育成を目的として、多様なプロジェクトを開始します。その記念すべき第一弾として、技術や感性を磨く実践的な研修機会である「作品制作」、その発表の場となる「劇場公演」に参画・出演するメンバーを募集します。
今年度のラインナップは、
ANIFUTURO 2024
「作品制作」シリーズ
<舞踊作品>部門
A. 星の王子さま (成果発表:2025年3月19日(水) 夜/20日(木) 昼の2回)
B. フラメンコのちから (成果発表:2025年3月20日(木) 夜の1回)
C. 新進振付演出家による自主作品 (成果発表:2025年3月19日(水) 夜/20日(木) 昼・夜のいずれか)
<音楽作品>部門
D. 出演型 (成果発表:2025年3月21日(金) 夜)
E. 鑑賞課題提出型 (鑑賞:2025年3月21日(金) 夜/課題提出:26日(水) 正午)
「研修」シリーズ
<フラメンコ・ギター研修>部門
F. Flamenco guitar + Jazz guitar 公開マスタークラス (2025年3月を予定)
G. フラメンコ・ギタリストのための公開マスタークラス (2024年12月19日(木) 20日(金))
以上の7企画です。
本プロジェクトは、文化庁 / 文化芸術振興費補助金の支援を受け実施されます。
意義ある機会、奮ってご応募下さい。
[育成対象者] 新進舞踊家、プロを目指している方(年齢 50 歳未満)、レベルの目安として当会主催「新人公演」奨励賞ないし準奨励賞の受賞歴、または「CAF コンクール」「全日本フラメンココンクール」いずれかの本選出場歴等に準ずる実力を有する方/書類審査、映像審査によるオーディション費用(4千円)がかかります
[作品発表のための劇場公演日] 2025年3月18日(火)夜 場当たり等/ 本番は、19日(水)夜公演、20日(木祝)昼公演、夜公演、21日(金)夜公演のいずれか
[会場とチケット価格] なかのZERO小ホール(中野駅南口/キャパ500名)/ANIF会員4,000円 一般5,000円(別途学割設定予定)
(1)作品出演型: 新進世代の舞踊家が、一流の指導者による振付・演出指導を受け、劇場での上演を想定した作品制作のプロセスを学ぶ機会、その発表出演の機会を提供する。
作品A 「星の王子さま ~孤高の薔薇~」
(石井智子振付演出) 公募数 24 名/ 上演回数 2 回予定/ 稽古指導時期 10 月〜12 月/ 2 月中旬〜3 月 |
作品B 「フラメンコのちから」
(佐藤浩希振付演出)
公募数 6 名/ 上演回数 1 回予定/
稽古指導時期 9 月末〜3 月
[出演条件] 出演料を支給します(作品 A: 8万円(4 万円×2公演)、作品B:1公演で 5 万円)/観客動員のため、チケット販売の協力を依頼します(作品A:5枚×2公演、作品B:7枚)
—
(2)作品振付・演出型: 新進芸術家による振付・演出、上演発表の機会を提供する。個人では金銭的に負担の大きい劇場公演の作品制作を通じて、日本のフラメンコ芸術のさらなる振興発展を担う人材育成を目指す。
公募数 4 作品 程度(各作品 20分~最大50 分程度迄)/上演回数 各 1 回
[出演条件] 振付演出料(1作品につき7万8千円)出演料(同5万円)を支給します/伴奏者謝金は出演者各自の負担となります/ 観客動員のため、チケット販売の協力を依頼します(1分につき1枚=20~50枚)
[育成対象者] 新進演奏家および舞踊家、また、プロを目指している方、レベルの目安として当会主催「新人公演」奨励賞ないし準奨励賞の受賞歴、またはそれに準ずる実力を有する方/書類審査、映像審査によるオーディション費用(4千円)がかかります
[成果発表の劇場公演日]
2025年3月21日(金)夜公演
[会場と観覧チケット価格]
なかのZERO小ホール(中野駅南口/キャパ500名)
/ANIF会員4,000円 一般5,000円(別途学割設定予定)
—
D. 出演型: フラメンコ以外/周辺の分野の第一線で活躍する、音楽家・指導者を招聘講師として招き、オーディションにより選抜した新進フラメンコ演奏家(舞踊家のsolo de pie も可)とコラボレーションで、楽曲演奏準備(作品制作)を行う。2025年3月21日(金)の成果発表(なかのZERO 小ホール)では、講師と共にこれを上演発表する機会を提供する。フラメンコ以外/周辺の分野との意義あるセッション、コラボレーション制作ができる人材を育てることで、フラメンコ音楽の可能性の拡大を目指すものとする。
[公募人数] 6名程度
[演奏予定曲数] 各ジャンルにつき2曲(計6曲程度)を演奏。即興演奏が求められる。
成果発表は、育成対象者と講師による1時間強の演奏と、講師による1時間程度のトーク+コンサートを予定。
[出演条件] 出演料を支給します(出演者6名迄 – 1人につき10万円/6名以上の場合 – 60万円を出演人数で按分)/観客動員のためチケット販売の協力を依頼します(1人につき7枚を予定)
—
E. 鑑賞課題提出型: 上記の作品上演を劇場にて鑑賞し、自身の作品構想についてレポートや動画を提出する。 新進フラメンコ芸術家が、フラメンコを外から見る視点、フラメンコ以外のジャンルとの(安易ではない)真のコラボレーションを知ることで、真に創造的な作品を生み出していくための素養とする。
[公募人数] 50名程度 / 年齢制限やオーディションは無し/鑑賞チケットは購入不要です
[参加条件] 鑑賞後、レポートまたは舞踊・演奏の動画を提出(当協会WEBサイト・SNS等にて公開する可能性あり)、また研修終了後3年以内に自己名義(共作・共催可)の作品を制作・公演する意志があることが望ましい 。
—
[招聘講師 & 出演]
菊地成孔[キクチナルヨシ]1963年生まれの音楽家/文筆家/音楽講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイスト&批評家であり、映画やテレビの劇伴も多い。「菊地成孔とペペトルメントアスカラール」「ラディカルな意志のスタイルズ」「菊地成孔クインテット」リーダー。2021年、自らの生徒と共に、ギルド「新音楽制作工房」を立ち上げ、2023年には映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の劇伴を担当。
大儀見元[オオギミゲン]1963年神奈川県生まれ、幼少期よりビートルズに心酔。1984年Orquesta de la luz結成、89年NY進出(後にグラミー賞新人賞ノミネート)90年脱退。翌年、拠点を米国に移し、Tito Nieves orchestraに参加。95年の帰国後から主宰するSALSASWINGOZA、2019年結成のswingoza+を通じてサルサシーンを牽引しながら、日本を代表するパーカッショニストとして、Dreams Come True、角松敏生、矢沢永吉、菊地成孔、佐藤竹善(SING LIKE TALKING)、葉加瀬太郎、絢香、藤井フミヤ、大西順子、フラメンコ曽根崎心中(鍵田真由美・佐藤浩希 ARTE Y SORELA)、沖仁 等、ジャンルを超えて数多くのアーティストから厚い信頼を受ける。
鈴木大介[スズキダイスケ]作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、多岐にわたって注目を集める。1993年のアレッサンドリア市国際ギター・コンクールで優勝。30以上あるアルバムは、『カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~』が芸術祭優秀賞を、西村朗「天女散花」がレコード・アカデミー賞を受賞するなど多くの賞を獲得し、最新作『浪漫の薫り』では8弦ギターでロマン派作品を録音。楽譜の出版も多く、同年2月には武満徹没後25周年を記念して、『武満徹 映画とテレビ・ドラマのための音楽 鈴木大介によるギター編曲作品集』が日本ショットより出版。近年はタンゴやジャズ、また自作によるライヴも行い、多くの名曲のアレンジは録音でもコンサートでも好評である。横浜生まれ。洗足学園音楽大学客員教授。
—
お問い合わせ
一般社団法人日本フラメンコ協会
(事業担当)事務局長兼任理事 瀬戸雅美
◎募集要項(PDF)R6 育成「募集要項」作品制作上演シリーズ_final をダウンロードする
◎応募は、WEB応募フォームよりお申込みください
一般社団法人日本フラメンコ協会
〒164-0001東京都中野区中野3-3-6セルバビル3階
TEL: 03-3383-0413 EMAIL: flamenco@anif.jp
2022.07.30
第31回フラメンコ・ルネサンス21「新人公演」ルールブック2022 をこちらに公開しました。
2021.04.23
会員 および 関係者 各位
第30回(2021年)「新人公演」につきまして、「開催」の方向で歩みを進めることに決定したことをお知らせいたします。
新型コロナウイルス感染症を取り巻く現在の状況に照らし、(1)理事会における再三の検討、(2)出演検討者および関係者への意識調査(ヒアリング)、(3)「芸団協」所属の舞踊部門正会員(団体)を通じた他ジャンルの舞踊公演の状況調査、および(4)現在の社会状況をふまえて検討を重ねてまいりました。
その上で、いま協会としてすべきことは、「日本フラメンコ界の発展向上に寄与し、フラメンコに関わる一人ひとりが輝くために」という目的を有する公演の開催を、進められるところまでは進めていくことが使命である、という結論に至った次第です。
併せて、「コロナ禍のさまざまな活動制限の中にあって、劇場におけるフラメンコ公演の在り方を示し、業界のガイドライン策定に活用する」という、“いまこのとき” に沿った目的も掲げてまいります。
*出演者数は例年の半数(楽屋定員の半数の人数)、会場は人数制限付きの有観客(ただし状況により無観客への移行あり)、加えて、ライブもしくは収録での配信を予定します。
*ただし、8月後半の開催予定期間にむけて、緊急事態宣言やそれに類する措置が発令された場合、もしくは、それに準ずる状況となった場合には、当然、中止や延期の決断を辞さないという条件付きとなります。
*また、公演当日のみならず、事前の期間を含めて、厳重かつ徹底した感染防止対策の下に行われますので、出演者、伴奏者、舞台制作者、運営関係者には、かなり大きな制約を課すことになり、多くのお願いごとも発生いたします。
こうした諸条件に同意し、共に「力を合わせて」取り組んでいただける出演者のために、ANIF理事・事務局一同、全身全霊で舞台制作に取り組んでまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
***
なお、この状況の中においては、お住まいの地域や、お仕事やご家庭の事情により、出演が叶わない方も多くいらっしゃることを拝察し、たいへん心苦しく思います。
来年度以降の開催についても、コロナ以前と同様の環境が戻るには相当な時間がかかるという認識に立ち、例えば、東京以外での分散もしくは循環(キャラバン)開催など、これまでの在り方にこだわらず、新しい様式での取り組みへの挑戦も検討しております。何卒ご容赦ください。
***
応募要項の詳細につきましては、次号ANIF会報「Lazo」(4月30日発送)に同封致しますので、ご到着までしばらくお待ちください。以下、とりいそぎ、日程のみをお伝えいたします。
日程:2021年8月27日(金)28日(土)29日(日)の3日間
(出場人数に応じて、開催日程は減らす可能性がある)
申込受付:1.エントリー(仮申込):5月18日(火)~25日(火)
2. 本申込:6月1日(火)~8日(火)を予定
宜しくお願い申し上げます。
2021年4月23日
一般社団法人日本フラメンコ協会
事務局
2021.04.06
第30回(2021年度)ANIF「新人公演」開催の可否について
~ANIF会員(「新人公演」出演検討者および関係者)からの意見ヒアリング~
関係各位
新型コロナウイルス感染症を取り巻く現在の状況における、今年度(第30回)「新人公演」の開催について、ANIFでは、理事会、専務理事会、事務局での議論を重ねています。
ご存じのとおり、昨年は、4月の30周年記念事業(『PUENTE de SEVILLANAS 2020』)、8月の第29回新人公演(『29th FLAMENCO RENAISSANCE 21』)という二大事業が、感染拡大防止のための措置として中止となりました。さまざまな活動が制限される中にあって、その状況を嘆くだけでなく、SNS動画バトン『セビジャーナスつなぎ』や、新人公演の歴代奨励賞受賞者に光をあてるWEB企画(インタビュー動画公開やオンラインワークショップの開催)など、「いまできること」に着目して、新たな取り組みにも挑戦してきました。
しかしながら、ANIFの存在意義の大半は『新人公演』にあることは、協会内外の誰もが認めるところであり、その目的は、「明日を担う新人アルティスタの発掘・育成を通じて、日本フラメンコ界の活性化と発展向上を目指すこと」にあります。
「さまざまな分野の芸術公演やスポーツ競技大会、新人公演と近い形態の「ダンスプラン」(現代舞踊協会)等も、試行錯誤を重ねながらコロナ禍での活動を再開・継続している中で、ANIFも同様に、再び歩みを進めねばならない。文化芸術は「不要不急」ではない。当然、決して、コロナ以前のようにはいかない。しかし、厳正なる感染防止対策と、最大限の創意工夫をもって開催に漕ぎつけられないだろうか。『出演したい』という声に応えるべきではないか。」
というのが、開催・開催検討を支持する者の思いです。
一方、「未だ先行きの見えない中、今夏に状況が改善しているとは言い難いく、開催には、リスクとコストがあまりに大きい。活動を止めるのは全くもって本意ではないが、徐々に再開されつつあるアーティスト個人が主催する公演や発表会と比べて、所属・価値観・意識の異なる不特定多数の出演者が集まる公演(=新人公演)では、安全対策における危険度が相当に高くなり、万一、感染者が出た場合の責任の負いようがない。状況に応じて工夫した形の開催だとしても、他に仕事をもちながらフラメンコに取り組んでいる人や、首都圏以外の地方在住の大半の人にとって、参加のハードルは高くならざるをえない。今年も、涙を呑んで我慢を重ねるべきだ。」
というのが、やむなく中止を支持する者の思いです。
おそらく、これを読んでくださっている方の多くがご存じの通り、ANIFではこの3月、設立以来30年間会長を務めた濱田滋郎先生と、同じく30年間事務局長を務めた田代淳さんという、かけがえのないお二人の逝去を経て、現在、新体制を構築している最中です。未だ不慣れなことの多い中で、大きな決断を下すにあたり、これまで以上に慎重かつ丁寧に、一人ひとりの理事の意見を聴きながら話し合いを重ね、段階的に三度にわたる採決を行ってきました。
第1回目:事前アンケートによる採決(有効回答数33)
開催11 (できれば開催すべき7 + 開催すべき4)
中止22 (中止すべき13 + できれば中止すべき9)
第2回目:(理事会での)採決と事後の意見聴取(有効回答数33)
開催13 (できれば開催すべき9 + 開催すべき4)
中止20 (中止すべき12 + できれば中止すべき8)
第3回目:(緊急理事会での)採決と事前事後の回答(有効回答数33) *4月6日現在
(無観客+オンライン配信を含めた) 開催 16
(無観客+オンライン配信を含めた) 開催検討の余地あり 5
中止 12
このように賛否の拮抗する中、最後には多数決で決定せざるを得ないとしても、この際、あらためて新人公演の理念に立ち戻り、“主役”となるはずの出演(希望)者の皆さんにもその思いを聴き、それをふまえて最終採決を行うことを新生ANIFの姿勢にしようではないかと、相成りました。(出演予定者への意見聴取案は、生前の田代局長の遺志でもあります。)
つきましては、ANIF会員の内、今年の「新人公演」への出演を検討している方、検討していたが状況を見て断念するという方、開催の在り方によっては出演を検討したい方、および、その指導者の方や伴奏予定者の方、関係者の方に、現在のお考えや思いを、お伺いいたします。
【ヒアリングへの参加方法】こちらのリンク先 から、書類をご確認ください。(PDFファイル全5ページ)
1~2ページ:ここまでのご案内を掲載しております。ご回答にあたっては、しっかりとお目通しをお願い致します。
3~4ページ:ヒアリングの前提となる、「応募要項」(案)です。あくまでも現状での(案)であり変更可能性は多々ありますが、方向性をお伝えするものとして、ご参考になさってください。例年とは異なる部分を、敢えて「赤字」で残しております。
5ページ:ヒアリング(意見聴取)シートです。ANIF宛、メール flamenco@anif.jp (@を小文字に変える)、FAX 03-3384-5711 でお送りください。
なお、WEBのアンケートフォームからは、直接ご回答いただくことができます。
ヒアリング期間(ご回答期限)は、4月12日(月)正午ごろまでです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人日本フラメンコ協会
2021.03.31
いつもお世話になっております。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1都3県に対して2021年1月8日に発令された緊急事態宣言の要請 https://corona.go.jp/emergency/ に基づき、テレワーク・交代勤務を導入し、事務局窓口対応曜日を制限しておりましたが、4月5日(月)より、事務局窓口対応時間(来訪、電話)を、以下のように変更いたします。
毎週月曜~金曜 13:00-18:00
・これ以外の時間帯は、原則として留守番電話対応となります。
・若干名の職員で対応しておりますため、お電話、急なご来訪はすぐにご対応できない時間帯も生じますこと、何卒ご容赦ください。
<FAX・メール対応> 受付は24時間おこなっております。ご返信対応は、原則として、上記の窓口対応時間に応じます。
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年3月31日(水)
一般社団法人日本フラメンコ協会 事務局
TEL.03-3383-0413 FAX.03-3384-5711
EMAIL. flamenco@anif.jp
2021.01.12
いつもお世話になっております。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1都3県に対して、1月8日に発令された緊急事態宣言の要請 https://corona.go.jp/emergency/ に基づき、「出勤者数の7割削減」に協力すべく、テレワーク・交代勤務を導入いたします。
これに伴い、事務局の対応時間が以下のように変更となります。
<電話対応> 毎週火曜日と金曜日 11:00-18:00
・これ以外の時間帯は、原則として、留守番電話対応となります。
・この時間中も、交代勤務の兼ね合いで、すぐにご対応できない時間帯も発生しますことをご了承ください。
<FAX・メール対応> 受付は24時間おこなっておりますが、ご返信対応は、原則として、毎週火曜日・金曜日の実施とさせていただきます。状況に応じて、月曜日・水曜日・木曜日についても、ご返信を差し上げることができる場合もございます。
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年1月12日(火)
一般社団法人日本フラメンコ協会 事務局
TEL.03-3383-0413 FAX.03-3384-5711
EMAIL. flamenco@anif.jp
2021.01.08
【ANIF新年会中止のお知らせ】新型コロナウィルスの感染状況がこれまでと異なる厳しい段階に入ったことから発令された首都圏一都3県への緊急事態宣言を受け、1月24日に予定していたANIF新年会の開催中止を決定しました。
もとより、日中、かつ、大きな会場に定員の30%程度に限定し、密を回避した形式での準備を進めてきましたが、理事の多くは高齢でもあり、飲食を伴う会合であることから、いま行うべきではないとの判断に至った次第です。開催を楽しみにしてくださっていた方には大変申し訳ありませんが、なにとぞご了承下さいますようお願いいたします。
厳しい状況はしばらく続きそうですが、ANIFでは引き続き、在宅リモートで参加できるオンラインでのワークショップ「ACADEMIA en Linea」や、今夏の「第29回新人公演」開催に向けて、粛々と準備して参ります。本年もどうぞよろしくお願い致します。
2021年1月8日 一般社団法人日本フラメンコ協会 事務局
2020.12.05
コロナ禍の苦境の折、ANIFへの「入会」「再入会」される方が増えてまいりました。文化芸術活動の従事者や愛好家が置かれた厳しい状況はしばらく続くと危惧される中で、共に手を取り合って活動することの意義を感じてくださっているのかと拝察し、理事役員・事務局一同、嬉しく思っております。
特に、プロの実演家や制作者にとっては、「団体」に所属することで、国や自治体からの支援情報を得たり、文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」のように申請が簡易化したり、活動に直結するメリットも少なくありません
「再入会」に際しては、会則により(新規の入会と同様に)入会金5,000円が必要と定められておりますが、昨今の事情に鑑み、今期(第31期)および来期(第32期)の再入会費を免除することを決定いたしました。この機に、さらなる再入会者を歓迎いたします。
なお、今期(第31期)すでにお納めいただいた分につきましては、(振込手数料を差し引いた金額を)返金という形でご対応致します。つきましては、ご返金先の口座情報を、以下の①~③いずれかの方法でお知らせください。(該当者には郵送通知を行っております)。
<送付先>一般社団法人日本フラメンコ協会事務局 (TEL: 03-3383-0413/平日11:00-18:00)
①E-mail: flamenco@anif.jp
*最初にご案内したアドレスに間違いがありました。お詫びして訂正いたします。(12/17)
②FAX: 03-3384-5711
③郵送: 〒164-0001東京都中野区中野3-3-6 セルバビル2階
<口座情報>
銀行名: 銀行
支店名: 支店
口座番号:普通
口座名義名:
2020年12月1日 一般社団法人日本フラメンコ協会事務局
2020.07.10
(2020.0716更新)WEBフォームからのお申込み(発行依頼)を追加しました。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響により、舞台芸術の活動自粛を余儀なくされたフリーランスを含む個人事業者(芸術家、技術スタッフ等)に対して、直面する課題を克服し、活動の継続に向けた積極的取組等に必要な経費を支援し、文化芸術の進行を図る「文化芸術活動の継続支援事業」の申請が、7月10日よりスタートしました。
◉本事業の内容や申請方法の詳細につきましては、ご自身で以下のサイト(特に「募集案内」)をご熟読ください。
「文化芸術活動の継続支援事業」文化庁 のページです
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/20200706.html
「文化芸術活動の継続支援事業」事務局 専用ホームページです
https://keizokushien.ntj.jac.go.jp/ (申請はこちらのサイトから行います)
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◉当協会では、本補助事業に申請を希望するフリーランスの皆様の手続きが簡易化する「事前確認証(固有の確認番号)」を発行する団体として認定を受け、会員の皆様をはじめ、プロとしてフラメンコに関わる舞台芸術に携わっている実演家等・舞台スタッフの皆様が、簡易かつ円滑な申請と採択に至るためのお手伝いをすることになりました。
事前確認および確認番号の発行を希望される方は、以下の手順に沿って、お申込みください。
<7月13日(月)11:00より受付開始いたします>
<WEBサイトからの場合>
1. Googleフォーム https://forms.gle/kLQPhTKrXf6h9cL29 から必要事項ご入力して送信してください。
2. flamenco@anif.jp からのメールが受信できる状態で、お待ちください。
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<Emailの場合>
1. 依頼書をこちらよりダウンロードして必要事項を入力してください。
2. E-mail flamenco@anif.jp まで、添付してお送りください。
※Excelファイルがうまく開けない(入力できない)場合は、こちらのPDFファイルをダウンロードし、記入の上、スキャンしたデータを、メールでお送りください。
※スキャンができない場合には、<FAXの場合>にお進みください。
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<FAXの場合>
1. 依頼書をこちらよりダウンロードして必要事項を記入してください。Excelファイルがうまく開けない場合は、こちらのPDFファイルをダウンロードしてください。
2. FAX 03-3384-5711 まで、添付してお送りください。
※お電話での受付はできません。
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<郵送の場合>
1. 依頼書をこちらよりダウンロードして必要事項を記入してください。Excelファイルがうまく開けない場合は、こちらのPDFファイルをダウンロードしてください。
2. 〒164-0001 東京都中野区中野3-3-6 セルバビル2階 日本フラメンコ協会 まで、添付してお送りください。
※お電話での受付はできません。
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【発行の手順】依頼者の属性(会員 or 会員以外)によって、必要条件と手順が異なりますのでご確認ください。
①ANIF会員の皆様 → 条件を満たしている場合には、すみやかに確認番号を発行します。(依頼数にもよりますが、できるだけ速やかに、最長でも2営業日以内の発行を目指します)
②ANIF会員以外からの依頼 → 条件を満たしていることに加えて、ANIFの定めた推薦者(※)を必要とします。会員への発行作業に準じて、できるかぎりすみやかに確認番号を発行します。
※推薦者=ANIF最高顧問、会長、理事長、副会長、理事、事務局長。(推薦者の紹介等のご相談は、事務局までお問合せください。)
確認番号のお知らせは、原則として、発行をご依頼いただいた手段(Email または FAX または 郵送)にて行いますが、その手段でご連絡がとれない場合には、お電話をおかけする場合があります。
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<ご注意とお願い>
*「事前確認」の承認と確認番号の発行は、本事業の補助申請の採択とは異なります。(確認番号が発行されたからといって、補助金が出ることを確約するものではありません。)
*当協会では、本事業の内容に関するお問合せにはお答えできません。必ず、ご自身で「募集案内」等をご確認ください。
*申請についてのご不明な点は、以下の窓口にお尋ねください。
令和2年度「文化芸術活動の継続支援事業」事務局
住所:〒105-8335 東京都港区芝三丁目23番1号 セレスティン芝三井ビルディング13階
電話番号:0120-620-147 (お問合せ時間:10:30~17:00) FAX:050-3606-5757
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2020年7月10日
一般社団法人日本フラメンコ協会 事務局