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【人材育成】タブラオ研修 募集要項(令和7年度Anifuturo)

2025.07.11

【人材育成】タブラオ研修 募集要項(令和7年度Anifuturo)

文化庁令和7年度舞台芸術等総合支援事業 (芸術家等人材育成)
新進フラメンコ芸術家等人材育成プロジェクト
Anifuturo  academia de flamenco 2025

「タブラオ研修と成果発表」 募集要項

日本フラメンコ協会は、昨年度より、文化庁文化芸術振興費補助金〈舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成)〉を活用して「新進フラメンコ芸術家等人材育成プロジェクト」を企画申請、採択を受けました。

令和6(2024)年度は、2つのシリーズ(「作品制作」「研修」)に基づき、3部門(「舞踊作品上演」「音楽・映像作品上演」「フラメンコ・ギター研修」)にわたる全7講座を開講。公募により選出された延べ60名の新進フラメンコ芸術家が本プロジェクトに参加しました。

この取り組みは、12月から3月にかけて行った公開マスタークラスや成果発表公演を通じて、皆さまの記憶にも新しいところかと思いますけれども、この度、令和7(2025)年度における継続実施と開講が決定いたしました。

本事業の趣旨は、「文化芸術団体が行う、新進芸術家等に対する舞台公演・展覧会等の実践機会や研修機会を提供する活動を支援することを通じて、次代を担い、創造性豊かな新進芸術家、制作スタッフ及び舞台スタッフといった文化芸術に関わる専門家等を育成すること」を目的としています。

私たち、日本フラメンコ協会にとって、2年目となる本年は、

1. タブラオ研修と成果発表
2. テアトロ(劇場)作品研修と成果発表
3. 新進による作品制作とテアトロ(劇場)での成果発表

以上 3シリーズを企画、展開いたします。

次世代を担うフラメンコ・アーティストたちの貴重な研鑽の場として、昨年に引き続き多くの新進世代の参加が実現することを願ってやみません。各シリーズの育成対象者は公募(オーディション)により選出いたしますので、該当者は奮ってご応募ください。

 


 

タブラオ研修と成果発表シリーズ

[概要]
フラメンコの“ホーム”である「タブラオ」(専用の板張り舞台を備えたバーやレストラン)において、フラメンコの三位一体である「カンテ(歌)」「ギター」「バイレ(踊り)」による対話と表現を学ぶ。フラメンコにおける非言語的コミュニケーションによる即興性の高い実演は、その共通言語の理解と習得(INPUT)と数多くの実践(OUTPUT)=場数を踏むことが鍵となる。

語彙と文法を習得して読解・表現・会話に至る点では、外国語学習にきわめて近く、この指導にはネイティブが不可欠となる。実演家としても指導者としても優れたスペイン人アーティストをスペインから招聘して、実践型の研修と成果発表からなる講座を集中的に実施することで、短期留学してのタブラオ実地研修のようなこれ以上ない環境での学びが実現する。

場の特性上、少人数でのマンツーマンに近い指導形式となり育成人数が限定されてしまうため、この研修過程はすべて公開して、対象外の技能レベルや年齢の者も聴講生として参加できるようにする。

 

[育成対象者]
– バイレは、少なくとも2〜3曲種以上をソロで踊れること、経験年数の目安は3年程度〜。カンテ・ギターは、タブラオで上演される代表的な曲種をおおよそ歌える・弾けること。

– いずれもタブラオの出演経験は不問。タブラオ出演経験の多い方ほど学びの多い講座となるため、新進のプロ/セミプロの方の受講も推奨。

– フラメンコの実演家として、フラメンコへのアフィシオン(愛好)と敬意を大切にしながら、技芸の鍛錬に真摯に向き合い、個人およびフラメンコ界全体のレベルアップを図りたいという思いを共有して活動を続けていく強い意思のある者。年齢は若年層が優先されるが、上限を設定するものではない。

 

[方法]
講習は、競技スポーツにおける練習試合や、ジャズ音楽シーンにおけるセッション会に類する形の「実演」の体をとって行われる。スペイン人講師と日本人育成者がセットとなり、ライブ本番と同様の形で進行していく過程で露呈していく間違った解釈や表現、いわゆる「不正解」を指摘修正されながら、「正解」を理解習得していく。指導はすべてスペイン語で行われるため、スペイン語とフラメンコ的言語の双方を深く理解して運用ができる日本人アーティスト・指導者である当会理事を、補助講師として招く。

 

[研修と成果発表の日程]
2025年9月1日(月)~14日(日)  全8クラス(研修+発表)開講
– 研修(公開マスタークラス): (月) (火) (水) (木)いずれも夜19-21時/昼13-16時(開場は30分前)
– 成果発表公演:(金) (土) (日)昼13:30-  (日)夜19:30- (2部制/開場は30分前)

 

[会場]
高円寺・タブラオ エスペランサ

 

[招聘講師]
[バイレ] セルヒオ・アランダ
11歳のよりマラガ・プロフェッショナル・ダンス・コンサバトリーでフラメンコを学び始める。わずか17歳で2005年にマラガのミゲルデセルバンテス劇場にてビエナルフラメンコ・デ・マラガのプログラム中の “マラガフラメンカ”の公演でデビュー。この作品の成功を期にスターの地位を有望される踊り手として認知される。スウェーデン、上海、シカゴ、コロンビア、マイアミ、オーストリア、ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、スイス、アルジェリア、メンフィスの最も有名な国際フェスティバルに出演。とりわけ、2006年に「Biznaga」という作品で、バルセロナ、サラゴサ、ロンドン、ニューヨークなど、多くの重要都市で好評を博す。Ronda XVIIth全国舞踊コンテスト「Aniya la Gitana」の優勝を受賞し、同所のフェスティバルにも参加する。2008年には、セビリアの歌手イザベル・ファヨスと共に「マラガ・バイラ、セビリア・カンタ」という作品を発表し、マラガのアラメダ・シアターで初演。 2009年、自身の公演「Pasito a paso」発表。次作「Enjundia Flamenca」をRiversaltes(フランス)のフラメンコフェスティバルで発表。その他国内外の無数のフェスティバルや劇場で活躍。バルセロナのヌーバリスフェスティバル、マドリッドのフラメンコサミット、上海のワールドミュージックフェスティバル、マドリードのスマーフラメンカフェスティバル、サンペドロデルピナールフラメンコフェスティバル、ベルリンフラメンコフェスティバル、Maria Juncalオランダツアー、カナダ、米国、ディズニーの “The Lion King”など。プロ活動15年目まではマドリードに拠点を構え主要なタブラオで活動。バルセロナのEl CordobésやTablao Carmenへも度々赴く。2016年よりセビージャに拠点を移し、最も歴史の深いタブラオLos Gallosにてレギュラー出演。2020年ロサリオ・トレドと共に来日。新宿のタブラオGARLOCHIにて1か月公演。 2020年Bienal de Flamenco de Sevillaにてダニエル・カサレスの公演の特別ゲストとして出演。今最も勢いのあるスペイン人フラメンコダンサーの1人である。

 

[カンテ] マヌエル・デ・ラ・クーラ
1979年ヘレス生まれ、現在マラガ在住。ソルデラ家とテレモト家という、フラメンコの伝統芸術を築き上げる一家の出身。ギタリスト兼歌手である彼は「アントニオ・ガデス・舞踊団」や「カラスコ・ファミリー」そしてイサベル・パントーハの専属アーティストでもある。世界的に著名なフラメンコダンサーたち、ラ・ルピ、カレテ・デ・マラガ、ラファエル・アマルゴ、アントニオ・カナレス、カリメ・アマジャ、ホセ・マジャ、フアン・デ・フアン、エル・ジージョ、マリア・フンカル、ラ・レポンピージャ、ベレン・ロペス、アルフォンソ・ロサ、ペペ・トーレス、ミゲル・エル・ルビオ、セルヒオ・アランダ、モイセス・ナバーロ、ホアキン・コルテス、エル・カルペタ、ラ・ファルーカ等の踊り唄を歌う、伴唱者として務める。カンテ・フラメンコと、サエタの数々のコンクールにて特別賞を受賞。ホセ・エスパデーロ・アリカンテ高等音楽院専門家のギター伴奏教師として学生達に指導する。ヘレスフェスティバル、ビエナル・デ・マラガ、ビエナル・デ・セビージャ、そして世界中の多くの重要なフラメンコフェスティバルにゲスト出演する。

 

[ギター] マヌエル・バレンシア
1984年ヘレス生まれ。フェルナンド・テレモートの甥としてフラメンコに囲まれて育つ。ヘラルド・ヌニェスに才能を見出され、数々の名歌い手と共演。2008年から録音活動も行い、2014年には「Venecia Flamenca」で最優秀若手アーティスト賞を受賞。親日家であり、数々の賞を受けている。

 

[受講/出演条件]
受講料: 10,000円 (U-25 5,000円)
※研修1回(3時間) + 成果発表ライブ時の指導を含む
※「新人公演」(ソロ)奨励賞に相当する受賞歴のある方は「特待生」として受講料を免除する

券売協力:観客動員のため、1回につき5枚程度のチケット販売に協力を求める。
出演料:成果発表のライブには、5,000円の出演料を出演者に対して支払う。

 

[応募受付]
2025年7月16日(水)~8月下旬

https://forms.gle/vTkQWdwTBMHjv9i47

①申込:こちらのフォームからお送りください
②オーディション費納入:フォーム内の案内に従ってお納めください

*応募に際し、書類審査、映像審査によるオーディション料4,000円がかかります。

 


 

[事業担当理事] 瀬戸雅美、三枝雄輔
ご質問は 公式LINE  @flamenco_anif または メール flamenco@anif.jp  より承ります。

一般社団法人日本フラメンコ協会
〒164-0001東京都中野区中野3-3-6セルバビル2階
TEL: 03-3383-0413 EMAIL: flamenco@anif.jp

 


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