2021.08.27
第30回フラメンコ・ルネサンス21「新人公演」ルールブック
2021年8月26日 最終版
このルールブックの対象と目的
出演者、伴奏者、出演者の指導者、舞台スタッフ、撮影スタッフ、選考委員会、制作運営スタッフの立場から本公演に関わる全ての方のために作成されています。新型コロナウイルス蔓延・感染防止のための行動規範についてはすでに周知と理解のあるところですが、あらためて、安全に公演本番を迎えることができるよう、当日はもちろん、事前の稽古、リハーサル、打ち合わせを含めて、日常生活において順守していただきたいルールを記したものです。本ルールブックは、8月の公演までの間、最新の情報に基づいて、随時更新・追記されます。出演者および伴奏者の皆さまには、その内容(これ以降の更新内容を含む)が示す事項にすべて同意の上、ご出演をお願いします。
今日から公演当日まで
マスクの着用
常にマスクを着用しましょう。マスクは感染者から出る飛沫を捕らえ、新型コロナウイルスの拡散を防止します。食事中、就寝時、出演中を除き、マスクを常時着用することで、安全な公演の実現に貢献することができます。特に、発声を伴うカンテの方は細心の注意をお願いします。
*フェイスシールドやマウスシールドはマスクの代替として認められません。フェイスシールドは目の周囲を保護するために使用されるもの、あるいはマスクが着用できない状況にいる場合に使用されるものです。
物理的な接触を最小限に
新型コロナウイルスは咳、くしゃみ、会話、歓声、歌などにより発生する飛沫を介し、人と人との距離が近い場面で人から人に感染します。混雑した場所、換気の乏しい環境や新型コロナウイルス感染者と近い距離にいる場合、感染リスクが高まります。以上のことから物理的な接触を最小限に留め、常にマスクを着用し、三密(密閉、密集、密接)を避けることが重要です。
- 常にマスクを着用し、人との接触を最小限に抑えてください。
- ハグや握手、Besitos(べシート)などの物理的な接触を避けてください。
- 人との距離はできるかぎり2メートルを確保してください。
- 閉鎖された空間や混雑は出来る限り避けてください。
検査・行動管理・隔離
新型コロナウイルスの蔓延防止のためには、人から人への感染の連鎖を止めることが不可欠です。そのため、検査を通じて新型コロナウイルス感染者を特定し、行動履歴から濃厚接触者を把握し、適切な期間の隔離をし、ウイルスが広まらないよう努めましょう。
- 新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のダウンロードを推奨します。
- 公演に向け、新型コロナウイルスの検査を受けて頂く場合や、陰性結果証明書の提出を求める場合があります。
- 症状がある場合、または保健当局からの指示があった場合、検査を受けてください。検査の結果が陽性の場合は、隔離され、時期に応じて出演・参加を中止として頂く場合があります。
<濃厚接触者とは> 発症の2日前から隔離開始までの間で、陽性が確認された者と、マスクを着用せずに1メートル以内で長時間(15分以上)接触した者。この定義は特に、ホテルの客室や車内など閉鎖された空間でこのような接触が起きた場合に適用されます。濃厚接触者の認定は、各個人及び所属組織、主催者により提供される情報に基づき、保健当局により判断されます。
衛生管理
新型コロナウイルスは、感染者から出る飛沫を介して日常生活のさまざまな場所に生息していると言われています。それらの物に手で触れてから、目、鼻、または口に触れると、感染のリスクがあります。以下の基礎的な衛生管理を徹底して実践しましょう。
- マスクを常時着用しましょう
- 定期的に手を洗い、可能な場合は手指消毒剤を使用してください。
- ハレオ、声援のために大きな声を張り上げず、拍手で応援してください。
- 可能な限り共有物品の使用を避けるか、それらを消毒してください。
- 楽屋や共用スペースは30分ごとに換気してください。
公演14日前から当日まで
ソーシャル
公演前の14日間は、他人との物理的な接触を最小限にしてください。また、同期間において、ご自身で濃厚接触調査対象者リストを作成してください。濃厚接触調査対象者リストは、必要に応じて接触者追跡の補助などに使用するためご提出いただく場合があります。
会場の消毒
ドアノブ、スイッチパネル、手すり、机、エレベーターのボタン、楽屋のテーブル、食事の際のテーブルなど高頻度で接触が想定される箇所について定期的に除菌清掃を行います。飲食を行う場面は感染のリスクが高くなるため、特に注意してください。飲食エリアや洗面所エリアには、手指消毒液を設置し、定期的に除菌・清掃を行います。また、共用の器具(マイクなど)などは、使用の前後に消毒を行います。
会場入場時の検温
会場へ入場する前にすべての方に検温を実施します。
*会場の入場口前に検温エリアを設置します。サーモグラフィまたは非接触型体温計で計測されます。
*37.5℃以上となった場合はスタッフにより非接触型体温計にて再度検温します。
*37.5℃以上の場合、会場へは入場できません。
コンプライアンス(ルールの順守)と制裁
このルールブックに記載の措置は、最新の科学的根拠、専門家によるアドバイスや他の国際的なイベントからの学びに基づいて作成された、東京五輪2021「公式プレイブック」、および緊急事態舞台芸術ネットワーク「舞台芸術公演における新型コロナウイルス 感染予防対策ガイドライン」を土台に作成されています。感染のリスクやそれに伴う影響は完全には排除できないこと、本公演への参加は自己責任の上であることを同意していただくようお願いします。また、このルールブックに記載された規則が守られない場合、本公演への参加、会場への入場、出演に影響を及ぼす可能性があります。また、違反(例えば、意図的な検査の拒否、感染者や濃厚接触者発生の不申告など)があった場合、本公演への参加の権利が失われる可能性があります。
公演当日について
入館・退館について
・なかのゼロ 大ホール アクセス
・出演者、伴奏者の最初の入館は楽屋口から行ってください。(本館に向かって左側裏口)
・出演者&伴奏者の入館時刻: 27日(金)12:00〜 /28日(土)29日(日)9:00〜
・出演者&伴奏者の受付:GPの2時間前〜1時間前 伴奏者受付:GPの1時間前〜30分前
・出演者受付にて、氏名の確認および検温と手指消毒を実施します。なお、不織布マスクの着用を推奨いたします(受付にもご用意します。)
・専用パスをお渡しします。舞台上以外では常時携帯着用をお願いします。
・受付にてご案内する指定の楽屋にお入りください。2階と3階にわかれます(楽屋図面はこちら)。別紙「楽屋割」をご確認ください。
・廊下や1階&2階ロビーにも、第二の楽屋&待機エリアを設けます。ご自身の出番に応じて、距離をとってご活用ください。(事務局より分散・移動お願いする場合がございます。)
・貴重品は、廊下の鍵付コインロッカーを使用する等、各自管理して下さい。
・宅急便などでの、ホールへの衣裳送付等はなさらないで下さい。
楽屋および待機エリア
・出演順に応じて、優先的に楽屋を使える時間帯と、ロビーなどの待機エリアへの分散を推奨する時間を、別紙「時間割」で示しております。ご確認ください。
・楽屋内には指定の出演者、伴奏者、運営スタッフ以外は入室できません。(ただし中学生以下の出演者には事前に申請した保護者1名の同行を可能とします。)
・楽屋の入口ドアおよび窓は、着替えの時以外、原則として常時開放としてください。
・楽屋および待機エリアでの会話は最小限にお控えください。
・ヘアメイクはご自身で行ってください。出演者や伴奏者同士でヘアメイクを相互に行うことやヘアメイクのために途中外出することは、感染防止の観点から禁止と致します。
・楽屋での飲食は水分補給を除いてお控えいただき、食事は指定の場所(ロビーエリア)にて行ってください。使用前後の消毒清拭にご協力おねがいします。
・楽屋内は禁酒・禁煙です。喫煙は、定められた場所にてお願い致します。
・全てのゴミは、持ち帰るよう義務付けられています。ゴミ袋となるものをご持参いただき、個人のゴミ(感染対策の点からも、特に使用済みのティッシュペーパーやマスクなども含めて)は、必ずお持ち帰り下さい。
・楽屋内でのルールについては、スペイン語でも掲示を行いますが、もしも、伴奏者のスペイン人の方などに、内容がわからなそうな方がいれば、教え合ってください。
・公演事務局スタッフが、楽屋チェックで巡回いたします。ご協力をお願いいたします。
GP(ゲネプロ)(通しリハーサル)
・GPの際には、出演者1人につき1人の第三者(先生など)が客席での見学とその後のアドバイス(正面ロビーの指定のエリアにおいて15分間限定)ができます。この実施を希望される方は、プログラム原稿最終校正の際に、メールにて氏名の申請をお願いします。この第三者の方の入館は、該当出演者のGPの予定時刻の30分前を目安に、(楽屋口ではなく)正面入口からお願いします。受付にて氏名の確認と検温を実施し、入館パスをお渡しします(このパスでは、楽屋エリアには入れません)。GP見学およびロビーでの15分間アドバイスが終わりましたら、すみやかにパスを返却し、退館してください。無観客開催への移行から、本番の観覧はできません。
・GP(および本番)の録画、録音は一切禁止です。
・GP(および本番)では、出演者および伴奏者のマスク着用を可とします。特に、バイレ、カンテ以外のパートにおける着用を推奨いたします。なお、マスク着用の有無は選考には一切影響いたしません。
・GP(および本番)では、出演者は楽屋を出る際にマスクを外して舞台袖に待機してOKです。但し、マスクを外した後の会話は厳禁です。伴奏者は、できる限り直前までマスクをしていてください。舞台上で外す場合には、各自ポケットなどで保管をお願いします。
・GP(および本番)では、出演者は、出番の2演目前までに先ず伴奏者と共に舞台下手に集まり、舞台監督の指示に従って上手・下手に別れて待機して下さい。
・GP(および本番)では、スタッフが出演者・伴奏者を呼びにいく事はありません。各自責任をもって集合時間を守り進行の妨げとならないようご注意下さい。出番が過ぎてしまうと失格となります。
・コンパネの有効面積は、間口7間(12,6m)×4間半(8,1m)、計63枚です。
待機中 (出演前後)
・入館後の外出はできる限りお控えいただき、出入りは最小限にしていただくようお願い致します。やむを得ず外出される際には、楽屋口の出演者受付にて、外出先とその目的ならびに帰館予定時刻をお伝え下さい。専用パスは一度お預けいただきます。
・リハーサル室(135㎡/地下2階)は8/27(金)は12:00~19:00、28(土)・29日(日)は10:00~19:00まで「体慣らし」の場としてご利用いただけます。複数人数で使用できるスペースなので、独り占めせず譲り合ってご利用ください。尚、リハーサル室は「体慣らしの場」として解放するもので、ギター・カンテ等の伴奏者との合わせ目的のためにはご利用いただけませんので、ご了承ください。また館内リハーサル室以外での音出しは厳禁です。
・1階席を、出演者および伴奏者のために開放いたします。待機中や本番中にご自身以外の他の出演者の舞台を観覧する場合にご利用ください。
・ロビーエリアも解放いたします。ルールを守ってご活用ください。
本番
・感染対策ルールおよび舞台への出入りのルールは、GPの際に準じます。
・出演者名➠名前➠曲目名 の順にアナウンスされます。曲目名を言い終えてから、演奏を開始して下さい。
退館について
・受付にて、専用パスをご返却ください。
・全てのゴミは、持ち帰るよう義務付けられています。ゴミ袋となるものをご持参いただき、個人のゴミ(感染対策の点からも、特に使用済みのティッシュペーパーやマスクなども含めて)は、必ずお持ち帰り下さい。
その他
・奨励賞等の選考結果発表は、例年の公演最終日ではなく、その1週間後にあたるオンライン配信の3日目=9月5日(日)に行う選考会を経て、発表いたします。まず、出演者(群舞は代表者)には、ご登録いただいたメールアドレスに“結果速報”を即時配信し、その後、日本フラメンコ協会の公式YouTubeチャンネルよりプレミア公開の形で発表、その後、協会ホームページにも掲載、SNS等でもお知らせいたします。なお、協会への直接のお問い合わせはご容赦下さい。
ご自身が「感染しているかもしれない」という想定で「他人にうつさない」という意識に基づく行動をお願いいたします!
2021年8月26日
一般社団法人日本フラメンコ協会
第30回フラメンコ・ルネサンス21「新人公演」●運営委員会
統括責任者 三澤勝弘
運営委員長 小島章司
理事役員一覧はこちら●公演事務局
事務局長 瀬戸雅美
事務局次長 佐藤容子
事務局 田代敏子
運営スタッフ 光廣ひろみ
運営スタッフ 安岡幸江