

2024.09.13
第 33 回フラメンコ・ルネサンス 21「新人公演」
検証委員会 2024 最終報告
一般社団法人日本フラメンコ協会では、本年6月末の年次総会によって選出された執行部新体制により、「新人公演検証委員会」を設置し、文字通り、その検証と改革に乗り出しました。
1990 年の第 1 回から、今回で 33 回目を数える新人公演は、フラメンコを愛する誰もが参加できる開かれた舞台です。同時に、文化庁や芸文振にも認められ、芸団協にも所属する、業界唯一の“統括団体”として、出場者の1割を目安に「奨励賞」を授与する機会にもなっています。この受賞は、その後のアーティスト活動において大きなプラス要因としてはたらくことから、この選考委員会のあり方や選考のプロセスについては、しっかりと精査、検証し、常に不具合がない状態に保つことが必要だと考えました。
「新人公演は優劣順位をつけるためのものではなく、新人へのエールを送るために存在する」「すべての出演者が主役であり、1 人の敗者もない」という素晴らしい理念を失うことなく、より多くの人が“納得の行く”選考過程となるよう、 この 2 か月弱の間に様々な意見を交わしました。限られた時間の中での話し合いであり、時間不足の感は否めませんでしたが、初年度としては、次のような取り組みを実施することといたしました。
1 . 投票によって、選考委員を選出する
選考委員をどのように選出するかは、以前から常に議論されてきました。2年前からの輪番制の導入に伴って、比較的若い世代の選考委員が増えたことも、その成果のひとつです。今年は更に踏み込み、理事による投票によって選出する方法を採りました。協会の理事と、協会外部の有識者の中で、どの人が選考委員に相応しいか、各理事が考え、投票しました。なお、外部の有識者は、理事や関連団体から推薦を得た歴代の選考委員や、新人公演の初期 10~15 年程度の歴代受賞者たち、周辺ジャンルの優れた演奏家や評論家などを候補としました。その上で、「得票順」にて選考委員を任命することとなりました。これによって、理事会が選考委員の人選に責任を持つということが、より明確になったと考えています。
2. 映像選考を取り入れる
時代の実情にあわせてより多角的な選考を試みるために、映像での選考を選択肢に取り入れました。新人公演当日、のっぴきならない事情で会場に来られない、もしくは、伴奏出演するために会場選考ができない場合に、また将来的にはスペイン在住のアーティストによる選考なども視野に入れて、配信と同じタイミングで、映像選考することを可能とした次第です。ただし、あくまでも会場での選考を優位とするため、会場選考 1 人 1 ポイントに対して、映像は 0.5 ポイントとします。
3. 選考委員の人数を絞る
選考結果に偏りの出ない程度まで、選考委員の人数を絞ることによって、各委員の選出の責任も増し、また、選考会議における議論を中身のあるものに変えることで、より公平な結果を得られることを目指しました。カンテ部門/ギター部門/バイレ・群舞部門は各 5 名を基準に、バイレ・ソロ部門は 10 名を基準に選出しました。
4. 選考のバラツキをなくすための基準づくり
選考委員が奨励賞候補者を選出するにあたり、具体的にどのような点を評価するのか、その基準をより明確にするための検証を行いました。バイレを例にすると、舞踊性、リズム感、フラメンコ性、ヌメロの構成、総合的な評価というように、委員間で評価の基準を共有して、より厳密で客観的な判断ができるようにしました。また、前々回より改善が指摘されていた選考ルールの一部について、改善を行いました。
5. 会長、理事長は、選考委員に就かない
会長 および 理事長は、委員として投票することなく、選考委員による投票結果を見守り、仮に得票が割れるなどして議論が紛糾した際に、客観的な立場からそれを再検証する役割を務めます。投票行動を行わない、客観的な最終責任者が存在することで、公平性を担保します。
<来年以降への課題>
以上の新しい取り組みにより、今年度の新人公演改革は一定の成果を得られるものと自負しています。一方で、来年度以降に改善すべき課題も残しています。
1. 理事に加えて、外部有識者の選考委員をより増やす。その際に、漫然とした紹介依頼に頼るのではなく、我々自身がその選定の目を養う必要がある。フラメンコ界の人物はもちろん、近接周辺ジャンルの優れた指導者・パフォーマーや、広く舞台芸術分野で活躍する評論家などへの依頼も試みていく。
2. 今年度は、新体制発足後から実質2か月弱という短い期間だったために、時間不足によって達成できなかった目標もあった。次年度に向けては、より早い段階からの話し合い、決定が求められる。
以上、回を重ねるごとに、その存在意義が増している「新人公演」をより素晴らしいものにしていくために、引き続き理事会・事務局が一丸となって、検証・改革を進めていく覚悟です。
2024 年 8 月吉日
一般社団法人日本フラメンコ協会
フラメンコ・ルネサンス 21 「新人公演」 検証委員会 2024
鍵田真由美(理事長)、伊集院史朗(専務理事)、有田圭輔、石塚隆充
稲田進、今田央(以上、常任理事)、瀬戸雅美(事務局長兼任理事)
2024.09.13
お詫びと訂正
第33回フラメンコ・ルネサンス21「新人公演」パンフレットに
下記のとおり印刷の誤りがございました。
お詫びして訂正いたします。
–
P.6,8,10,12,14,16,18,19,22,24,
誤:B.大舞台での経験
正:B.成長の機会
–
P.22:B-40 平野千恵子
誤:①東京・山梨
⑦私達のフラメンコへの情熱を全力でこの舞台に注ぎます。
今、ここから始まる新たな道へ!
正:①東京
⑦大好きなフラメンコに敬意を!師・
–
一般社団法人日本フラメンコ協会
8年ぶりの最新アルバムで自身のルーツであるクラシック音楽に回帰、J.ロドリーゴやM.de.ファリャ他広大なスペイン語圏の代表的歌曲を”カンタオール“の世界に引き寄せて歌う傑作のリリース記念ライブ。
日本フラメンコ界を牽引していく若手フラメンコダンサー中原潤と出水宏輝のフラメンコライブ。日本での男性フラメンコダンサーの認知度向上するために本公演を開催。フラメンコの伝統と革新を主軸にしながら、新しいウェーブを巻き起こす。
2024.07.26
【日程】
9月11日(水)開場18:00/開演18:30 カンテ部門 ギター・ソロ部門 バイレ・群舞部門
9月12日(木)開場17:30/開演18:00 バイレ・ソロ部門1日目
9月13日(金)開場17:30/開演18:00 バイレ・ソロ部門2日目
【会場】
なかのZERO 大ホール(JR中野駅南口徒歩8分)
【チケット】
◆会場観覧チケット 会員 4,000円/一般5,000円(自由席)・ 座席予約 2,000円
8/9(金) 13:00受付開始 チケット申し込みフォーム
9/10(火) 15:00まで受付(以降のお求めは各日開演30分前より当日券を販売いたします)
※出演者からは一般発売よりも早く8月上旬~お求めいただけます。ぜひお声かけください。
ご来場のお客様へお願い
・会員投票に使用する筆記具はご持参ください。
・受付で花束やプレゼントのお預りをいたしません。
ロビーでのご面会は原則として可能ですが、出演者の任意となりますことをご承知おきください。
・体調に不安のある場合は無理のないご判断をお願いいたします。
・スタッフのマスク着用は任意とさせていただきます。
◆収録映像の配信チケット 会員2,000円/一般2,500円 (別途システム利用料がかかります)
9/6(金) 16:00 発売開始を予定
https://twitcasting.tv/c:oreodacci/shop/
※出演者からもお求めいただけます。ぜひお声かけください。
※配信は9月21日(土)から10日程度を予定
◆会員投票について(24.09.13追記)
毎年ご好評をいただいております会員投票、本年は終演から退館までの時間が短く、お客様より投票したいのに時間がなかった、というお声を頂戴しました。
つきましては9/16(月祝)まで、公式LINEまたはメールにて投票を承ります。ご来場の証明として入場チケットの半券と一緒に、ご記入いただいた投票用紙のお写真をお送りいただければと思います。
会員の皆様はどうぞ奮ってご参加ください!
送信先:公式LINE @flamenco_anif /メール flamenco@anif.jp
締め切り:2024年9月16日(月祝)
【出演者】
8月11日(水)
カンテ部門(C)/ギター・ソロ部門(G)/バイレ・群舞部門(群)
C-01 岡村佳代子
C-02 渡辺都美
C-03 上田真由美
C-04 鈴木一未
C-05 彦坂 百合
C-06 近藤リナ
C-07 工藤彩子
C-08 近藤裕美子
C-09 永積 裕二郎
C-10 宮下アケミ
C-11 笛田 剛史
C-12 石黒和栄
C-13 熊谷善博
C-14 西浦 知実
C-15 桝井 直美
C-16 野秋 真由美
G-01 井本錬
G-02 上遠野忍
G-03 吉良 剛
群-01 Los Toreros
群-02 estudio Almendro
群-03 Hermanas del Arbol
群-04 ベニートガルシア舞踊団 「アルアンダルス」
—
8月12日(木)
バイレ・ソロ部門(B)1日目
B-01 齋藤朋之
B-02 廣木恵理
B-03 山下 美希
B-04 藤岡 素子
B-05 川村 麻利子
B-06 宇田川元子
B-07 寺嶋いずみ
B-08 高嶋裕美
B-09 川嶋沙瑛子
B-10 小林由佳
B-11 菊原まり
B-12 諸富礼
B-13 尾崎 京佳
B-14 南雲 映吏子
B-15 常盤 直生
B-16 山谷祐子
B-17 渡辺 弘子
B-18 諸藤 ふみ
B-19 折橋 恵子
B-20 木村麻樹
B-21 下郡 紀子
B-22 寺崎恵子
B-23 中野 優
B-24 中村太香子
B-25 瀧野 晴美
B-26 小澤明日美
B-27 亀島知佐
B-28 加藤のぶこ
B-29 三宅 由起
B-30 青木千鶴子
—
8月13日(金)
バイレ・ソロ部門(B)2日目
B-31 中山みのり
B-32 川口 真理子
B-33 脇川愛
B-34 守屋妙子
B-35 加藤有佳子
B-36 本多清見
B-37 吉澤暁子
B-38 分銅絵理香
B-39 後藤春美
B-40 平野 千恵子
B-41 廣瀬 深雪
B-42 小木曽衣里子
B-43 熊谷美佳
B-44 吉田芽生
B-45 辻めぐみ
B-46 山口夏緒
B-47 片岡晶子
B-48 髙村あかね
B-49 髙野正子
B-50 鵜野沢武美
B-51 大橋 新
B-52 細川由香
B-53 小西みと
B-54 大塚 淳子
B-55 松本美緒
B-56 森加寿子
B-57 岡田麻里
B-58 福田 慶子
B-59 林 郁恵
B-60 佐藤雅美
以上
多くの皆さまのご尽力のもとさまざまな困難を乗り越え、30年の歴史あるイベントを今年も開催することができます。本格的な復活を遂げた「花火とフラメンコ」!夏の夜空に輝く花火と、若き学生たちの情熱と青春を、ぜひ会場で感じてください。
迸る情熱と力強い踊りが人気の“ラ・レポンパ”と、伝統的なフラメンコを尊重し、繊細かつ 感情豊かに表現する“ミゲル・アンヘル・エレディア”がタッグを組んでガルロチに登場!脇を固めるミュー ジシャンは、この2人の持ち味を引き出すに十分な最高峰のアーティスト達!乞うご期待!
当協会への後援申請が承認された公演・イベント、また会員の皆さまが主催する公演などの情報を無料で掲載いたします。
※こちらのページへの情報掲載は、原則としてANIF主催公演、または会員本人主催による劇場公演に限ります。(タブラオ等不可)
※後援名義使用承認申請については、会員以外、またはタブラオなどの公演も受付可能です。
所定のフォームよりご送信ください。
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確認後、承認となりましたら後援名義使用承認通知書をお送りいたします。
以下の情報をご記入の上、メールにてお送りください。
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※基本劇場公演に限らせていただきます。
※FAX・郵送をご希望の場合は、こちらのフォーマットをご利用ください。[PDFへリンク]